森山ひろゆき 拉致問題

政府に出されている特定失踪者の家族からの手紙です。



両親の悲痛な思いが伝わって来ます。



このような文章を目の前にするとなんとしてでも奪還せねばならないと、



また北に居るであろうたくさんの拉致被害者が毎日帰国を思って生活しているのでは
と、



考える次第です。



皆さまも自分に置き換えてお読みくださいませ。









               失踪者         河嶋 功一

                   静岡県浜松市

                     保護者 父  河嶋 孝浩

要望書



1982年3月21日神奈川県横浜市金沢区州崎より行方不明になっている (特定失踪者問
題調査会が拉致濃厚とされる1000番台リスト) 静岡県浜松市、1958年5月5日生まれ
河嶋功一 行方不明当時23歳は、1982年3月20日関東学院機械工学科を卒業し、既
に地元浜松に就職も決まり、翌21日上記住所の下宿先に本人の迎えと荷物を引き取り
の為、車にて上京し荷物積載中に生憎雨が降り出し、ルーキャリアの荷物を室内に入
れた為、息子の乗るスペースがなくなり、9時半頃、新幹線で浜松に功―は帰ること
になり、下宿より30m位先の曲がり角まで見送り、私達に「事故に気をつけて帰っ
て」と気使いの言葉を残し別れ、私達が浜松に到着した時には先に帰って居るはずの
功―の姿は有りませんでした。



私達は一端荷物を降ろし、再び横浜へと引き返し関東学院大学に行き、お世話に
なった先生にお目に掛かり、事情を話したところ、まだ帰郷していない卒業生の人達
に声をかけて下さり?日中探したが、誰?人息子に逢った人はなく,取り敢えず横浜南
金沢警察署に捜索願を3月22日提出し、浜松中央署にも提出するように勧められ翌23
日出し、その後二年毎に捜索願と本人不在の住民票を更新し現在に至っております。



捜索願を提出して有るにも関わらず住民票の中に不明なところがあり、当時安倍晋三
幹事長にもこの点を調査して戴きたくお願い致して参りましたが、神奈川県警察署か
らは、24年と言う歳月が立ち時間の空白が壁になり書類がすでに破棄されているか
ら調査のしようがない、との返事が有りました。私は何の為に捜索依頼をして来たの
か疑問です。



 24年前金沢警察署の方が、大学卒業したばかりの若者が1日や2日帰らなくても、と
一笑され、あの時きちんと捜索して頂いていたなら、今こんな苦しみはしなくても
と、とても悔やまれてなりません。



 2002年当時小泉総理が訪朝し、蓮池さん達三家族が帰って来た時、息子功一も拉致
されているのでは、と思い特定失掠者問題調査会の存在を知り、―度依頼をするよう
に友人に勧められ、2003年2月に同調査会に連絡し、功―の行方不明を報道で
知った中学高校時代の同期生や同窓生の人達が「河嶋功―君を探す会」を結成し、
私達家族を精神面で暖かくサポートしてくれています。今まで功―ではとの情報も何
度か寄せられ2006年には韓国まで情報を確かめに行き、今年6月、週刊現代にミ
サイル、ロケット開発者をたたえる写真「金正日と拉致被害者」が掲載され、この拉
致被害者は『浜松の河嶋功一』であるとの情報がもとらされ、7月1日、『特定失綜者
問題調査会の人達や特定失綜者家族』―緒に前政府河村建夫官房長官に、写真の解明
とその真相究明を要望書にしただめ提出いたしましたが回答を得られないまま9月に
政権交代になりました。



 新政府に―日も早い本件の真相究明の今後に期待しております。ここに北朝鮮から
送られたた写真と多勢の支援者の署名と要望書を添えて提出いたします。



私達家族は今までは、「探す会」の人達と夫と共に捜索活動をお願いしてまいりま
したが、夫、孝浩は脳梗塞のため2、3年前から痴呆となり今又、脳卒申で病床に伏し
危険な状態になっております。



 この写真の真相究明は私達にはどうする事もできません。新政権に期待し、重ね重
ね解明をお願い申し上げます。功一であると証明されますれば病床の夫孝浩に北朝鮮
で無事功一は暮らしていると知らせる事もできます。行方不明者本人はもとより、こ
うした家族も皆高齢となり―刻の猶予もありません。政府拉致認定者だけではなく、
こうして待ち続ける行方不明者家族を見捨てないで下さい。



鳩山新政権の力で拉致問題の―日も早い解決を宜しくお願い申し上げます。



お詫び 本来なら自筆にてお願いする事が本意では御座いますが、昨年暮に頚椎損傷
の怪我の為、筆を持つ事が出来ず乱文にてのご無礼をお許し下さい。



                  依頼者 母  河嶋 愛子

 
この記事へのトラックバックURL ボットからトラックバックURLを保護しています